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●映画「17歳の肖像」(4.0点)

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1961年のロンドン郊外。16歳のジェニー(キャリー・マリガン)は
オックスフォード大を目指す優等生で、毎日勉強とチェロの練習
(それも進学に有利だから!!)に明け暮れる退屈な日々。

ある日、チェロの練習の後、雨にずぶ濡れになって
るとこに30代の魅力的な「大人」の男性デイビッド
(ピーター・サースガード)に声をかけられ、恋に落ちる。

初めてのナイトクラブや音楽会やドッグレースやオークション。。。
眩いばかりの大人の世界に引き込まれ魅了された彼女は。。。

education.jpg

1961年と言えば、まだビートルズ前夜。
そのイギリスの家庭の倹しくもきちんとした生活ぶりが、なんか
懐かしく感じますね。それとどこの国よりも階級社会の厳しいって
こともミソ。なんせこの生活から抜け出すには「より良い大学に入り、
より良い階級の人と結婚して金持ちに♪」ってなも~~身も蓋もない目標を
掲げ、実践する姿。(ああ、日本も何だかんだとそのまんまだしなあ。
子供に受験勉強させるモチベーションの一つに言いがちですわ。
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と、胸に手を当て反省モード。。。いや「金は邪魔にならん」しな(笑)
目標の一つか←おい!)全世界的な隠れた本音の部分です。

このジェニーがキュート。オックスホード目指す知性と、ハイティーンらしい
つっぱり(喫煙、制服を崩して着る、夜な夜なグレコのシャンソンのレコード
をかけて憧れのフランスに思いを馳せる。。。)もあって、石頭で吝嗇な父親
にも反抗しつつも従う。。。ってなある意味「普通のティーンエイジャー」
なんですが。

同級生のBFはどんくさいけど、まあ、当時の真面目な男子は似たようなもの?
学校の女教師はガリガリでひっつめ髪で黒ぶち眼鏡。。骨までカビが生えて
そう。。。ああはなりたくない!くわばらくわばら。。。

そんな時代の空気と受験生というダブルに閉塞した時に、30代のお金持ちで
かっこいい大人の男が目の前に現れ口説かれたら。。。。堪りませんよね♪

デイビットには親友カップルがいて、彼らのハイソな豪邸や生活は
眩く甘美!!
彼女のファッションの指南役のヘレン(ロザムント・パイク)が
いい味出してます。金髪碧眼で長身。オシャレとファッションにしか
興味も価値も置かないお姉さんなんですが、どことなく抜けてて
可愛いのよん。普通は性格悪く描写しがちなキャラクターなんですがね。
(実はこのロザムンドは実際はオックスフォード出のインテリ役者!!
てとこが凄い。本当の意味で役者ですわ)
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それと、も~~どうしようもなく頑固で、おまけに実はコンプレックスの
裏返しで娘をいい大学に入れようと躍起になってる父。。。どっかで
見た事あるなあ。。。と、思いきや
                   ぱぱ♪
                    ↓
photoga5_large.jpg

な、なんとあの「スパイダーマン2」の怪しいオクタビアス教授役で
気炎を吐いてたアルフレッド・モリーナでしたあ!!
S-3366.jpg

しみじみと皆さん役者(笑)
なんせ一番の驚きは(まだあるんかい?)主人公の瑞々しい17歳を演じきった
キャリー・マリガンが撮影当時22歳!!だったとか。
そりゃあ、大人の夜の世界にデビューした瞬間に一気に妖艶になるわけだ。
反対にあの制服姿に騙されたわけね!!女は怖い(それが結論かい:笑)

中盤から見え隠れする不穏な空気。そしてほろ苦い(こっちから見れば
ですがね)結末。彼女にはこの恋が原題の「An education」、そう、
「人生の教育」だったのですね。「オトナ」の階段を一歩上ったのですわ。

この心をキュン!と掴む秀作はいかにもイギリス映画っぽですね。
。。。脚本はニック・ホーンビィじゃありませんか!!あの
サッカー小僧の心境を余す事無く綴った傑作「僕のプレミアライフ」
の作者だあ!!ああ、これまた語り出すと止まらなくなるので
自粛しますが、なるほどそうか、そうかどうりで洒落た脚本な
わけですね。

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コメント

またまたまた、こんにちは。

私、かわいい女の子(女の人)が大好きで…(いや、そっちじゃなくて、ふつーに)、ジェニーちゃんもヘレンさんも、すてき♪

ちょっと、食指が動きました(いやだから、そっちじゃなくて)。

●お返事

>あかねこさま。

どうもです♪♪
めちゃめちゃ可愛い映画ですよ。ビートルズ前夜の古き良きイギリス庶民の生活とハイソな生活が堪能出来ますし。
流石,女性監督!乙女のかゆいとこに手が届く作品に仕上げてます。
ラストシーンのセリフなんか「最高♪」
いつの時代も女子はそうやって生き抜いて行くのですよ(^^)

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