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●映画「フローズン・リバー」(4.3点)

img_poster.jpg
舞台はNY州最北端のカナダとの国境に流れるセントローレンス川
沿いの小さな村。5歳と15歳の子供を持つ母レイ(メリッサ・レオ)の
夫は新居購入費用を持って失踪。夫の車を乗り回す北米先住民モホーク族
のライラ(ミスティ・アップハム)と知り合う。ライラは夫に先立たれ
幼い赤ん坊も義母に盗られていて、生活の為に冬の間凍結する
セントローレンス川を車のトランクに密入国者を入れて渡るという
闇の仕事をしており、レイはひょんなことから巻き込まれていく。。。。


いや~~NYったって、最北になるともう凄い田舎で、それも真冬
となると荒涼とした景色ですねえ。

古ぼけたトレーラーハウスでの貧しい生活の中でやっとの
思いで買った新しい家は、夫の残金持ち逃げでパー。。。。
自分は1ドルショップのパートタイマーで、お金が全くない。
なんと食事はポテチのみ!でも、見回してみると素敵なバス入浴剤
が一杯あったり、消費生活にどっぷりな(だいたい今夜のご飯も無い
のに家を買うか!?サブプライムローンの元凶。。人の事は言えませんが
:笑)生活。
多少やんちゃでも親の窮乏に気づく思春期まっただ中の15歳の息子が
バイトするといっても「勉強と子守りをしろ」と、全く正しい。。。
(でもさ~~バイトさせた方がいいんじゃないん?:笑
彼の彼なりの悪事も可笑しい。)
貧しいながらも最低限の常識とプライドを持った普通の白人アメリカ人
女性がいかにして闇犯罪に堕ちていくのかが、とても上手く表現
されてます。
frozen.jpg

極貧だと思ってたレイの生活が、もっと悲惨なトレーラー暮らしで
夫と死に別れ、子供は義母に奪われた北米先住民のライラと出会い
自分のほんの少しの「優位」に気づく。そして最初は全く相容れない
シングルマザー同士はお互いの首根っこを掴み合いつつその「優位」を
利用してサバイバルしていくうちに「母性」というキーで繋がって
信頼が芽生えて。。。

最後の「究極の選択」は、悲惨な話の中の仄かな「灯り」を
感じしみじみと心に染みます。かっこいいぞ!母ちゃん!!
後味が非常にいいのですよ。

「(500)日のサマー」といい「フローズン・リバー」といいどうして
こんなに良質の映画が単館上映に近いのか。。。謎です。
渋谷のシネマライズで上映中。なんと火曜日が男女問わず
千円デーです。あと日曜最終回も。千円握り締めて是非見て
下さい。

08年の「サンダンス映画祭」の審査委員長のタランティーノが
絶賛し、グランプリを射止めたとか。流石「映画好き」のタラ
ちゃん分かってますねえ♪

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