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「スペインの宇宙食」菊地成孔/小学館文庫

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先日、新宿のジュンク堂にてエレベーター前に山積みの
本書になんとなく引っ掛かって購入。。。ああ、これぞ
キクチナルヨシ地獄の隠された入り口でしたっ(T^T)

著者は、サックス奏者で、東大を始め多くの講師を務め、文章家。
で、カリスマ。

その饒舌で、すけべで変態で、知的で、切れ味最高の
銀のナイフで料理された文章に、やられちゃいましたねえ。
猥雑で卑近なのにとても崇高。多分、いい加減でゆるゆる
なくせに一途で一生懸命。同じ物事を彼のフィルターに
通すと、もうキラキラと輝く宝石にしてしまう魔術師。
老獪なのに純粋。

これはかなりヤバいです(笑)
かっこ良過ぎる。

ある種の新興宗教の教祖的力あり。
そして、この知的な俗物怪物の「色っぽさ」は女性はともかく
男性も虜にする力ありますねえ。こんな太陽な人の側に
寄るとロクなことはありません。一生周りをクルクル回るか
近づけば大火傷必至。いや、ブラックホールか?(笑)

この本はナルヨシ教の「聖書」っぽく感じましたね。どこから読んでも
滋味深く変態的。読めば読む程、ハマる感じします。
単行本はもう6年前に出てたのね。かな~~り発見が
遅かったですう(T^T)

多分、今の彼の思想も演奏も舌の感じ方も変化してるのだろうな。

あとがきに「。。。取材を受け、インタビュアーが『私、菊地さんの大
ファンです』などと、おっしゃる時、必ずボロボロになったこの本を
差し出されます。。。。(中略)。。。他のワタシの著書に共通する
専門書としての性格がほとんどなく、だれでも読める敷居の低さ
と、いった属性も関与してるとは思いますが、なにより最大の
理由は、この本が、目眩がしそうな程の「青春の輝き」に満ち溢れて
いるからだと思ってます。。。。(後略)(。。。って、後半が
良い文なのにね:笑)
そう、彼の言う所の「濃密に閉じ込められて琥珀化している」
青春の本です。

。。。え?これだけじゃどんな本か分からない?
ええ、読まない方が身のためです(笑)それが感想。
こちらが単行本の表紙。

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