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●映画「告白」(4.4点)

kokuhaku2.jpg
1年B組の終業式後のホームルーム。
学級崩壊しているクラスは誰一人として女教師・森口悠子の話を
聞かずに勝手なことをしている。淡々と話す森口は最後に「私の
娘はこのクラスの生徒2人に殺されたのです。。。」と衝撃の告白を
始める。凍り付く教室。ここから森口の「命の授業」が始まった。。。


原作の「告白」は随分前に読んで感想書いてますので、衝撃のオープニング
からラストまで話を知ってるのに、なんと、ファーストシーンから釘付け!!
でした。
最初の数分で、この教室の救い様の無い程の学級崩壊が一気に分かる
場面構成。細かなコマ割りと、スローモーションや象徴的なショットを
ケレン味たっぷりにこれでもかこれでもか!とたたみかけその映像の
比類無き「美しさ」で、まず、ストーリーに引っ張り込まれますね。

生徒が聞こうが聞くまいが淡々と淡々と語る森口の冷徹さ。
13歳という無邪気な衣を着た生徒達の「リアルでしたたかな邪悪さ」
にも脱帽。
何より全体を通しての「青を基調とした画面」の冷たいプールの
底の息苦しさと怖さがジワジワときます。まあ、そこにも「意味」がある
のですが。
非常に、非常に画面がクールでスタイリッシュで美しい。
kokuhaku1.jpg

殺伐とした話だし、教師が私怨で、まだ子供である生徒に復讐するってな
展開に嫌悪感を抱く人も多いでしょうが、この映画の内包するテーマはもっと
複雑で深く、最後には森口の「告白」と行動は究極の「教育」であることに
気づかされハッとします。

森口役の松たか子のシングルマザー、Bの母役の木村佳乃の鬼気迫る過保護母
(も~~かなりイっちゃってます!怪演!)、Aの教育放棄母(これも
多いなあ。。。)、今の世の中、母である事の生き辛さと閉塞感
を感じます。増して、彼女達に育てられてる「子供達ち」の息苦しさたるや。。。

陰々滅々でスプラッタでホラーな話(笑)ですが、後味が素晴らしく、映画として
成功してます。今、見るべき一本♪
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