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●美術館「立原道造記念館」「弥生美術館」「竹久夢二美術館」

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桜の満開の日曜日、谷根千(谷中・根津・千駄木界隈)を散策。
東大弥生門近くの「立原道造記念館」で近くの「弥生美術館」と
「竹久夢二美術館」の三館共通券(1.100円!)ゲットいたしました。

立原道造と言えば大正浪漫主義の甘~~い詩人くらいの知識しかなく(T^T)。。
なんと東大建築科で3年連続辰野賞(最優秀賞ですね)ってな将来
を嘱望されてた建築家でもあり、13歳から詩集を制作!
高校時代には出版、建築と詩作で才能を発揮するもなんと24歳で
肺結核で亡くなっちゃうんですよねえ。
記念館は道造の幼少期の市電キップのコレクションとか素敵なネクタイ
やアトリエの書斎(けっこう小さくてラブリ~~)懐中時計やら
旅に携えた藤製のバスケット(ありえないくらいかわゆい。。)
建築の図面や直筆の詩の原稿。。。じっくり見てしまいます。
純粋無垢で浪漫チックで夢見がちな天才肌の美少年には
そうです!!美少女との叶わぬ恋が無いといけません。

で、この方(水戸部アサイ。ひょえ~~!!かわいい♪)の登場

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深く愛し合うのですが、清いままだったらしく(オバはんと
してはそんな阿呆な!と思いますが、それは多分骨の髄まで
真っ黒な心なんですね:笑)、盛岡や長崎に療養して
東京に戻って短くも手厚い看護をアサイちゃんから受けて
亡くなったとか。

亡くなる寸前に「第一回中原中也賞受賞」し、見舞いに訪れた
友人に「五月のそよ風をゼリーにして持って来てください」
と願ったとか。そよ風をゼリーにだぜ!何たる甘さ!!
甘酸っぱ過ぎる~~~!!(←結構好き?:爆)

これはたまりませんですよ。元乙女としては(←かなり好き?)

晩年に構想してた「ヒヤシンスハウス」(もう、道造ワールド
全開のネーミングですわねえ)はアサイちゃんと出会う前だった
ので彼自身の一人用の住宅で結局生前は建つ事が無かったんですが
なんと2004年にさいたま市の別所沼公園内に建設されてる
とか!一般公開されてるんで行かないといけません。
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雨戸を閉めて寝た翌日。隙間から漏れる十字の光。。。
ああ、誰かロマンチック止めてください!(笑)
素敵過ぎ♥

hiyashinsu1.jpeg

ちょっと見、建築家のル・コルビジェのお母さんに建てた「小さい家」
とかカップ・マルタンの海岸にある終の住処「休憩小屋」に似てますね。
「小さい家」外観

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「休憩小屋」内部

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多分、道造は同世代に活躍したコルビジェに影響を受けたのでしょう。
大プロジェクトを次々こなした大建築家の晩年のプライベート空間と
早熟な天才の早過ぎる晩年のリンクにしばし思いを馳せました。
けっこうな時間を使って「立原道造」を初体験(笑)

その足で近くの「弥生美術館」と隣接してる「竹久夢二美術館」
へ。夢二は大正浪漫主義の大スターですので、勿論良く
知ってましたが、それ以外の人はあまり知らず。。。。
中に入ってみると、明治末期から昭和10年までの挿絵がいっぱい!
この界隈は昔から作家や挿絵作家が沢山住んでたそうで、
特に「高畠華宵」と「竹久夢二」が有名だったとか。
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で、何がびっくらこいたかと言うと、「華宵先生ラブ♪」の
ファンレターの数々。。。。もう、先生命!先生萌え!先生抱いて!
(違うか:笑)の大正浪漫少女達の熱き情熱のほとばしりに釘付け!です。
当時はTVもネットも無いわけで、少女雑誌が唯一の憧れの
対象だったようで、華宵ファッションやグッズ(最初にイラストを載せた
レターセットを発売&大ヒット!ええ商売や:笑)で大成功。
なんと「挿絵御殿」建てちゃったそうな。。

まあ、このノリはそのまま宝塚や少女漫画やジャニーズやヨンさまへと
形は変われど同じ萌え文化(鬱屈した性衝動ですが:笑)に繋がってるん
ですよね。モモタのばあちゃん(100歳!)世代とも全く違わないDNA
。。。恐るべし!ですわ。

華宵先生の影響は後の丸尾末広、花輪和一等の漫画家へとつながり。。。
モモタも自分のイラストの多くの部分を実は華宵センセが占めてる!?
ってな思いに至り、ちょっと愕然。好きなタイプじゃないのに。。。
でも脈々と感じるのです。同じ匂いが。

「竹久夢二美術館」は有名な大作はあまり無く(岡山の「夢二郷土美術館」
の方のが充実してましたね)残念でしたが、やはり夢二の画力、センス
や存在感は抜群で、時代を超えた現代性を感じましたね。
今でも新しい。

しっかしこの爛熟した文化の次にあの殺伐とした時代が来るとは
想像出来ませんね。。。。

この3館巡りは青春の甘酸っぱさを思い出させてくれるお得な
コースでございます。
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