スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「シークレット・サン・シャイン」2008年映画評。

secret.jpg
ソウルで夫を交通事故で亡くしたシネが息子ジュンと再出発を
夫の故郷「密陽(ミリャン)」で始めた。
健気に生きるシネを、不器用にまとわりつくことでしか愛情を
表現出来ない自動車修理工場社長のジョンチャンの一方
通行の恋のお話?。。。ってな前半。
ダラダラと続くメリハリのない描写にいいかげんに飽きて
きたし。。。いくら悲しい過去があるとはいえ、かな~り性格
破綻気味でプッツンなシネと、不器用ちゅうより単にダメダメ
な無神経男じゃん!的なジョンチャンにあんまし感情移入
出来ない。あ、でもこの閉塞感、扁平感は、田舎生活
そのものだ!って気づく。この監督案外上手いじゃん(笑)

で、中盤の信じられない転調!!ここまでやるか!ってな
不幸がシネに起こる。
ここからが、実はこの映画の真骨頂。深い深いテーマが
見えてくる。
人はいかに「宗教にハマるか」
「神の不在」への帰結。
「宗教の限界」。。。。それをとても分かり易く、魂に響かせる
ように表現するイ・チャンドン監督凄過ぎ!!
 なんせ、あのキリスト教国の韓国でこのテーマは挑戦的。
ゾクゾクしちゃいますね。かなり冷静な視線です。

シネ役のチョン・ドヨンは日本の女優で言えば、大竹しのぶか
永作博美か寺島しのぶ。。。ええ、しのぶ派(笑)的演技です。
ジョンチャン役のソン・ガンホもかなり上手いです。
自然に、「軽く扱っていい男」役が出来る。
最後に微かな「日の光がうっすら差し込む」気配がある
と、解釈したいけど。。。。ど~かなあ(笑)





スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。